
night cruising Interview - 1
moshimoss
http://www.myspace.com/moshimoss
12月10日(土)に大阪心斎橋 nu things JAJOUKAにて開催される年内最後の主催イベント“night cruising OSAKA”
アメリカの名門レーベルDynamophoneからのアルバムリリースや、L.E.D. feat. 原田郁子の『I’ll 』のRemix EPにリミキサーとして参加するなど、現在大きな注目を集めている山梨の気鋭アーティストmoshimossをゲストに迎えます。
moshimoss名義の他、Kousuke AnamizuやTHE POTONE! としても活動、また音楽レーベル「Neguse Group」を主催。
関西ではまだまだ知られていない彼の魅力をイベント前に探るべく、インタビューを遂行しました。
ー音楽を作り始めたのはいつ頃ですか?また、きっかけや影響されたアーティストがいたら教えて下さい。
中学の頃にX JAPANに影響を受けてギターを始めて(初号機はぞうさんことZO-3)、ハードロックやパンクから歌謡曲まで色々聞きながら19歳くらいまでバンドをしてました。
最初は適当にコピーバンドをしつつ、たまに曲を書いたりしてましたが、バンドで思い通りの事ができなくて、
全部一人でできるからという理由でシンセを買ってから、徐々に本格的に曲を作り始めました。
ーひとりで曲作りを初めてから以後、影響されたアーティストはいますか?また同ジャンル(とりわけエレクトロニカ)で刺激を受けているアーティストがいたら教えて下さい。
エイフェックスツインは一人でピコピコ始めた当初かなり影響受けました。
ビョークやシガーロスなどを筆頭にアイスランドの音楽やアイスランド自体からも大きな影響を受けてます。
エレクトロニカ界隈でも色々影響うけてますが、刺激をうけたアーティストというと、アメツブ君。
セカンドを聴いた時に、ぎゃふんと言わされました。
電子音楽とかテクノとかグリッジとか割とどうでもいいや的な気分だったんですが、これにはヤラれました。
まぁあんまり褒めるとアレなんでほどほどにしときますけど。
ー楽曲はどのようなプロセスで制作されていますか?
一番最初に種を撒くみたいな感じでザックリとしたデモを、メモみたいに何個も作り貯めて(貯まっちゃう)、後で改めて引っ張り出して、愛でたり育てたりお別れしたりします。
一度三行半を出したループが改めて可愛く見えて抱きしめるパターンも多々あります。
生楽器メインです。(分解したり色々加工されちゃうけど)
録音は全部abletonのLive8です。
ーこれまでmoshimossの他、Kousuke Anamizu、THE POTONE! などの名義で活動/リリースをされてきています。それぞれどういった線引きで行われているのでしょうか?
Kosuke Anamizu名義で今は特に活動してないですが、テックハウスみたいなのやクリックテクノ?みたいなやつを作ってました。
その当時どうしてもやりたかったことの延長がTHE POTONE!だったりmoshimossだったりという感じです。
THE POTONE!名義は、ええじゃないか運動みたいなノリで、オラオラ細かい事きにするなよー皆で楽しくいこうぜ!的な、自分の中のポジティヴでウザい面を勝手気ままに解放するみたいな感じです。
簡単に言うと「陽」です。
逆にmoshimoss名義は、ジメジメして感傷的でメソメソして神経質で、時には鬱で中二病的というか、まさに「陰」。
線引きというよりは、この二つの活動をはじめてやっと、精神的にバランスがとれた感があります。(狂)

THE POTONE! - NANIKONO! (Neguse Group)
BUY→ ART ROCK NO.1/ikoioto
ー自身が運営するレーベル「Neguse Group」は、moshimossとは全く違った方向性のように思えます。
どういった意図、スタンスでされていますか?
Neguse Groupは、馬鹿げててクダラナイ事を気取らずに楽しくをキーステーションに、絶対にポジティヴな事をお届けしましょう、です(仮)。
難しいテーマは他所でちゃんとやってくれるので、Neguse Groupでは夏の風鈴、冬のおでんくらいの喜びを提供できたらなぁとおもってやってます。(ほんとはもっと愛されたい)
moshimossはより個人的で内向的なものといった感じで、Neguse Groupはエンターテイメント的というか社交的な気分です。
両極端に見える活動も、自分の中では常に在る性格なので、ストレスなくできてます。

Neguse Group
http://neguse-group.com/
ー昨年Dynamophone recordsよりリリースされたアルバム「Hidden Tape No.66」。リリースすることになった経緯を教えて下さい。
曲がまとまって出来上がってきたので、Dynamophoneに音源のリンクをメールで送ったら、もっと聴かせろとの事で、再度CDRを送って聴いてもらい、リリースする事になりました。
ータイトルにも入っている”66”は、アイスランドを意識されたものだと思うのですが、アイスランドの魅力とはどういったものなのでしょうか?
僕は考え方やものの見方、自然の見方、人生観が大きく変わりました。人によっては物凄い強烈な人生経験になりえる土地だとおもいます。

moshimoss - Hidden Tape No.66 (Dynamophone)
BUY→ ART ROCK NO.1/ikoioto
ー今年「L.E.D. feat. 原田郁子の『I’ll 』のRemix EP」にリミックスで参加されました。その経緯、またリミックス時の秘話などあれば教えて下さい。
L.E.D.の横山君が、ツアーで立ち寄った仙台で偶然、僕のアルバムを試聴して発見してくれて、Twitter経由で繋がりました。
その後リーダーの佐藤さんも聴いて気に入ってくれて、なんか一緒にできたらねーなんて話をしてたら、すぐにリミックスをやって欲しいと依頼してくれたので、快諾しました。
本格的に仕上げに入ったのは震災後だったので、毎日暗くて寒い部屋で、ラジオとLEDライト、防災バッグを傍に作りました。
余震や山梨でも大きい地震が誘発されるんじゃないかなんていわれていたので、毎日モニタースピーカーを降ろしたりしてました。
当然被災した人とは比べようもないですが、これまでの人生で一番ショックな出来事ですし、物凄い不安の中で色んな事を思いながら作った曲なので、あらゆる意味でとても思い入れがあります。
(あ、12/14発売のL.E.D.の新譜に再度収録されますのでぜひおねがいします!)

L.E.D. - Music For Cinemas e.p. (Penguinmarket Records)
11/12/14 on sale
L.E.D.
ーさて、12/10(土)は、moshimossとしては初となる関西ライブです。関西のシーン/アーティストの印象はどんなものでしょうか?
僕は山梨で軽度の鎖国状態なので、関西に限らず、シーンの事はTwitterや交流のある身近なアーティストの活動から判断するしかないのですが、
京都はひたすら研ぎ澄まされてギラッとしてる刀みたいな感じで、大阪はうおおおぉぉらぁぁっていう爆弾みたいな感じです。
語弊があったらすいません。
ー結構、的を得ていると思います(笑) では、12/10(土)at.nu things JAJOUKA、共演者に関してのイメージ/楽しみな点など、あれば教えて下さい。
共演者の皆さんほんと素晴らしいので、とても緊張してます。
Twitterでお見受けする限り、とても素敵な方々なので(特にPolarMさんの気品には感銘をうけました)、ライブはもちろんですが、実際に会って不毛な話をするのが楽しみです。色々吸収して帰りたいです
ー作品とライブの構成の違いがあれば教えて下さい。
作品でやりたいことと、ライブでやりたいこと事が違ってたりするので、ライブと作品は全く別になりがちです。
なので、毎回ライブごとになにかしら新しく作ってました。
けど、それもどうかなぁとおもっていて、今後は少しずつ持ち曲を織り交ぜてやろうぜという気分です。
ー12/10(土)の大阪でのライブはどのようなものになりますか?
基本的にギターとラップトップを使って演奏します。
派手さはないと思いますが、良い感じの夕暮れ時の気分みたいなものをお届けできたら良いなぁ、と思ってます。
若干毛色が違うのでちょっぴり不安ですが、がんばりモス!
ーありがとうございました!
coming soon!
“night cruising OSAKA”
2011年12月10日(土) 17:00start
at.nu things JAJOUKA(大阪 心斎橋)
ACT : Springintgut / moshimoss / 原 摩利彦 / polarM &more
Interview - Tatsuya Shimada(night cruising)
http://www.nightcruising.jp/
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